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履歴書の職歴の書き方|採用担当が見る7つのポイントと「転職多い人」「ブランクあり」の正解【元プライム上場代表が解説】

公開 2026-05-22更新 2026-05-22

この記事の要点

  • 1履歴書の職歴は「古い順(時系列)」で書くのが日本の標準。新しい順は職務経歴書での書き方で、履歴書では混乱を招くため避ける。
  • 2職歴は「年月・会社名・部署・役職・入社/退職」を1行ずつ箇条書きで記載。1社あたり2行(入社・退職)が基本で、配属・昇進があれば3〜4行に拡張。
  • 3転職回数が多い人(5社以上)は、古い経歴を「○年○月〜○年○月 △△株式会社」と1行に圧縮する省略テクニックが有効。 ※ただし職務経歴書では詳細を必ず記載すること。
  • 4ブランク期間(1ヶ月以上の離職)は、必ず正直に記載する。隠すと面接で必ず追及され、信頼を一発で失う。期間中の自己投資(資格取得・学習)を添えると印象が好転する。
  • 5「現在に至る」は最終行に必須。これがないと「いつ退職したのか」が伝わらず、採用担当者の混乱を招く。

監修・執筆者

平井 貴大

BeyondLeap株式会社 代表取締役 / 元リクルート事業開発・マーケ / 元プライム上場企業子会社代表

リクルートで事業開発・マーケティング・海外駐在を経験後、東証プライム上場企業の子会社代表取締役に就任。人材関連サービスを複数ゼロから立ち上げ、全事業の黒字化とスケールを達成。代表時代に1,000件超の職務経歴書・履歴書を実際に書類選考した経験を持つ。

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履歴書の職歴欄、9割の人が間違える「基本ルール」を最初に押さえる

履歴書の職歴欄は、転職活動で必ず書くパートでありながら、9割の応募者が何かしらのミスをしている 領域です。筆者がプライム上場企業の子会社代表として年間1,000件超の履歴書を実際に書類選考してきた経験から言うと、「ちょっとした書き方の差」が採用担当者の印象を大きく左右します。

本記事では、履歴書の職歴欄を完璧に書くためのルールを、業種別の記入例とNG例を交えて完全解説します。

まず最初に押さえるべき3つの基本ルール

1. 古い順(時系列)で書く:履歴書は新卒入社の会社から順番に。新しい順(逆編年体式)は職務経歴書での書き方なので、混同しないこと。
2. 「入社」「退職」を1行ずつ書く:1社あたり2行が基本。配属・昇進があれば3〜4行に拡張。
3. 最終行に「現在に至る」を必ず記載:これを書き忘れると、採用担当者は「いつ退職したのか」が分からず混乱する。

この3つを守るだけで、職歴欄の基本品質はクリアです。これに加えて、本記事で解説する書き方のテクニック を駆使すれば、書類選考通過率を大幅に上げることができます。

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標準的な職歴欄の書き方(記入例)

まずは「最も標準的な職歴欄」の記入例をご紹介します。これがベースラインで、後の応用パターンはすべてこの形を発展させたものです。

標準パターン(2社経験・在職中)

【職歴】
2014年4月 株式会社○○ 入社
      法人営業部 配属
2018年4月 チームリーダー就任
2021年9月 一身上の都合により退職

2021年10月 株式会社△△ 入社
      マーケティング部 配属
2024年3月 一身上の都合により退職

2024年4月 株式会社□□ 入社
      法人営業マネージャー
      現在に至る

              以上

書き方のポイント

  • 1. 年月の縦位置を揃える:すべての年月が同じ列に来るよう、半角スペースで調整
  • 2. 「株式会社」は省略しない:「(株)」と略すと事務的すぎる印象。正式名称で書く
  • 3. 1社ごとに空白行を入れる:会社ごとの区切りが視覚的に分かる
  • 4. 最後に「以上」:履歴書の職歴欄の締めくくり。これがあると完成度が高く見える

3分の質問に答えるだけで、プロ品質の職務経歴書が完成します。

AIで職務経歴書を作成する
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「転職多い人(5社以上)」の職歴欄の書き方|省略テクニック

転職回数が5社以上ある人は、職歴欄が長くなり履歴書がかさばるという問題に直面します。そのまま書くと、採用担当者に「ジョブホッパー」の印象を与えやすい です。

ここで使えるのが 「古い経歴を1行に圧縮する省略テクニック」 です。直近2〜3社は詳細に書き、それより古い経歴は「期間 + 会社名」のみで簡潔に記載します。

転職5社以上のパターン(省略テクニック適用)

【職歴】
2010年4月 株式会社A 入社(営業職)
2012年9月 一身上の都合により退職

2012年10月 株式会社B 入社(営業職)
2015年3月 一身上の都合により退職

2015年4月 株式会社C 入社(マーケティング職)
2017年12月 一身上の都合により退職

2018年1月 株式会社D 入社
      マーケティング部
2018年4月 マネージャー就任
2022年9月 一身上の都合により退職

2022年10月 株式会社E 入社
      経営企画室 マネージャー
      現在に至る

              以上

古い3社(A・B・C)は「入社」「退職」のみで詳細を割愛し、直近2社(D・E)は配属・昇進・役職まで記載しました。これにより履歴書のスペースが整理され、採用担当者の視線は自然と「直近の経歴」に集中します。

重要な注意点:履歴書で省略しても、職務経歴書では全社の詳細を必ず記載してください。履歴書で省略 + 職務経歴書で詳細という役割分担が、転職回数の多い人の最適解です。詳細は職務経歴書 書き方完全版で「転職回数が多い人の書き方」セクションを解説しています。

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「ブランク期間(離職期間)」がある人の職歴欄の書き方

1ヶ月以上のブランク期間(離職期間)がある場合、必ず正直に記載してください。隠すと面接で必ず追及され、その時に説明できないと一気に信頼を失います。書き方のコツは 「期間 + 理由 + その期間に得たもの」をワンセットで書く ことです。

ブランクパターン(介護のため離職→復職)

【職歴】
2018年4月 株式会社○○ 入社
      経理部 配属
2022年9月 一身上の都合により退職

2022年10月 〜 2023年6月
      家族の介護のため離職
      期間中はケアマネジャー資格取得に向けた学習と、
      日商簿記2級の取得を継続

2023年7月 株式会社△△ 入社
      経理部 シニアスタッフ
      現在に至る

              以上

ポイント1:「離職」「無職」「就職活動中」のような曖昧な表現ではなく、具体的な理由(介護・育児・病気・留学・資格取得)を明示する。

ポイント2:期間中の 「自己投資」を添えることで、ブランクをポジティブに転換できる。資格取得・学習・ボランティア活動・育児・介護経験など、何かしらの「得たもの」を必ず書く。

ポイント3:3ヶ月未満のブランクは無理に書かなくてもよい。通常の転職活動の中で発生する短期のブランクは、採用担当者も気にしません。

5

派遣社員・契約社員・アルバイトの職歴欄の書き方

雇用形態が正社員以外の場合、書き方が複雑になります。それぞれのパターンを記入例とともに解説します。

派遣社員の場合

派遣社員は「派遣会社(雇用元)」と「派遣先(実際の勤務先)」の両方を記載するのがマナーです。

派遣社員パターン

2018年4月 株式会社○○スタッフ 入社
      (派遣会社)
2018年4月 〜 2020年3月
      株式会社△△へ派遣
      (経理事務として就業)
2020年3月 契約満了により退社

契約社員の場合:「契約社員」と明記し、退職事由は「契約満了」と書く。

契約社員パターン

2020年4月 株式会社○○ 入社(契約社員)
      マーケティング部 配属
2023年3月 契約満了により退社

アルバイトの場合:原則として書きません(学生時代のアルバイトは特に)。社会人になってからの長期アルバイト(半年以上の継続)や、職務経歴と直接関連するアルバイトのみ記載する場合は「アルバイト」と明記する。

6

「現在に至る」「在職中」の正しい使い分けと書き方

履歴書で在職中の場合、最終行に「現在に至る」または「○○ 在職中」と記載します。両者の違いと使い分けを解説します。

「現在に至る」の書き方

最も一般的な書き方。職歴の最後の会社の入社年月の下に書きます。

例:
```
2024年4月 株式会社□□ 入社
      法人営業マネージャー
      現在に至る
```

「在職中」の書き方

「現在に至る」と同義ですが、より明示的に「今もここで働いている」ことを伝えたい場合に使います。

例:
```
2024年4月 株式会社□□ 入社
      法人営業マネージャーとして在職中
```

「以上」を加える

履歴書の職歴欄を完全に締めくくるには、最後に「以上」を加えるのがマナーです。位置は最終行の右下です。

```
2024年4月 株式会社□□ 入社
      現在に至る

               以上
```

書き忘れると起きる問題

「現在に至る」を書き忘れると、採用担当者は「最後の会社をいつ退職したのか」が分からず混乱します。これは些細なミスに見えて、実は採用担当者の信頼を下げる大きな要因です。書類選考で、書類の完成度・丁寧さは合否判定に直結します。

7

職歴欄が足りない時の対処法|行数オーバーを防ぐ4つのテクニック

転職回数が多い人や、職歴が長い人は、履歴書の職歴欄の行数が足りなくなることがあります。その時の対処法を4つご紹介します。

テクニック1:古い経歴を圧縮(前述のとおり)
古い3〜5社は「入社・退職」のみで圧縮し、直近2社のみ詳細に書く。

テクニック2:配属・昇進の行を省略
「配属」「昇進」の中間ステップを省略し、「入社・退職」のみに絞る。

例:
```
(圧縮前)
2018年4月 株式会社○○ 入社
      営業部 配属
2020年4月 チームリーダー昇進
2022年4月 マネージャー昇進
2024年3月 一身上の都合により退職

(圧縮後)
2018年4月 株式会社○○ 入社(営業職/マネージャーまで昇進)
2024年3月 一身上の都合により退職
```

テクニック3:履歴書の用紙サイズを変更
A4縦の標準サイズで足りない場合、A3に印刷するのではなく、「履歴書を2ページに分ける」 のが正解。1ページ目に学歴・職歴の前半、2ページ目に職歴の後半・資格・自己PRを配置します。

テクニック4:「詳細は職務経歴書に記載」と明記
履歴書の職歴欄の最後に「詳細は職務経歴書に記載」と書き、職務経歴書で全社の詳細を語る方法。採用担当者にも「役割分担を理解している」という良い印象を与えます。

これら4つのテクニックは併用可能です。あなたの職歴の長さに応じて、組み合わせて使ってください。

8

「20項目チェックリスト」|採用担当が見る職歴欄のポイント

最後に、筆者が子会社代表時代に実際に書類選考で使っていた、履歴書の職歴欄に特化した20項目チェックリスト を公開します。完成後、必ずこのリストで自己チェックしてください。

履歴書 職歴欄 20項目チェックリスト

【基本ルール】
【完成度】
【退職事由】
【リスク対応】
【整合性】

※ 18項目以上クリアできれば、書類選考の職歴欄チェックは完璧です。15項目を切ると、採用担当者から「準備不足」と判定されるリスクがあります。

9

AIで履歴書と職務経歴書を同時に作成すれば、職歴欄の整合性も完璧に

ここまでご紹介してきた職歴欄の書き方ルールを、すべて手作業で守るのは大変です。特に「履歴書と職務経歴書の年月・所属企業を完全一致させる」のは、ミスが起こりやすい領域です。

キャリビーのAI履歴書・職務経歴書作成 なら、この問題が一発で解決します。

仕組みはシンプルで、以下の流れです:

1. 基礎プロフィール(職歴の年月・会社名)を一度入力(5分)
2. AIの質問に答えて詳細をヒアリング(10〜15分)
3. AIが履歴書と職務経歴書を同時に自動生成 — 年月・会社名は完全一致、職歴欄は履歴書用にシンプルに、職務経歴書は詳細にと、役割分担して出力
4. Word / PDF / Pages でダウンロード

このプロセスで、両方の書類が15〜20分で完成し、職歴欄の整合性は100%保証 されます。手作業だと6〜10時間かかる作業が、AIなら20分以内です。

本記事で解説した「古い順・現在に至る・ブランク期間の書き方・転職多い人の省略・派遣社員の書き方」のすべてがAIに組み込まれており、あなたは結果を確認・微調整するだけで、完璧な履歴書と職務経歴書を手にできます。

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