履歴書の本人希望欄の書き方|空欄NG?例文と注意点
本人希望欄は「特になし」と書くのではなく、「貴社の規定に従います」と記載するのが基本です。勤務地や勤務時間にやむを得ない事情がある場合のみ具体的に記載しましょう。
書き方の手順
- 1
本人希望欄の役割を理解する
本人希望欄は、企業に対して入社後に希望する勤務条件や待遇を伝える重要な項目です。単に希望を羅列する場ではなく、入社への意欲や企業理解を示す機会でもあります。採用担当者は、あなたの希望が会社の制度や文化と合致するかどうか、また、希望の伝え方に常識や配慮があるかを見ています。例えば、「貴社規定に従います」と記載するだけでなく、譲れない条件がある場合は簡潔かつ前向きな姿勢で伝えることが重要です。NG例としては、「残業は一切したくない」「給料は〇〇円以上」と一方的な条件提示をするケースが挙げられます。これは採用担当者にマイナスな印象を与えるため避けましょう。あくまで入社後の可能性を広げ、スムーズな働く環境を築くための項目と捉えましょう。
- 2
基本的に「貴社規定に従います」と記載する
特別な希望がない限り、本人希望欄は「貴社規定に従います」と記載するのが最も無難で一般的な方法です。この記載により、企業への順応性や柔軟性を示すことができます。採用担当者は、規定に従う姿勢から会社の方針や文化に適応できる人材であると判断しやすくなります。具体的な例としては、「配属先や業務内容については、貴社規定に従います。」や「勤務地についても、貴社規定に従います。」といった形で、追記しても良いでしょう。NG例としては、空欄のまま提出することです。空欄は、この項目に対する意識の低さや、企業への無関心と捉えられる可能性があります。特別な希望がない場合でも、必ず「貴社規定に従います」と記入し、入社への意欲と配慮を示しましょう。
- 3
譲れない希望がある場合の記載方法
勤務地や勤務時間、職種など、どうしても譲れない希望がある場合は、簡潔かつ明確に記載します。その際、希望理由を簡潔に添えることで、企業側も理解しやすくなります。例えば、「妻の介護のため、転居を伴う転勤は難しい状況です。」や「子供の保育園送迎のため、9時〜17時の勤務を希望いたします。」のように、具体的な事情を添えることで、単なるわがままではないことを伝えられます。NG例は、「土日は休みたい」「給料はいくら以上」など、一方的で高圧的な要求です。これは、組織への貢献意欲よりも個人の都合を優先していると判断され、採用に不利になる可能性が高いです。あくまで入社後のミスマッチを避けるための情報提供というスタンスで記載しましょう。
- 4
複数ある場合は優先順位をつけて記載する
複数の希望がある場合は、全てを羅列するのではなく、最も重要度の高いものから優先順位をつけて記載しましょう。企業の採用担当者は、多くの応募書類に目を通すため、簡潔で分かりやすい記述を好みます。例として、「勤務地は〇〇を希望いたしますが、貴社の採用計画によっては〇〇への勤務も可能です。土日勤務については、現職では対応可能でしたが、貴社の規定に従います。」のように、柔軟性も示しつつ、優先したい希望を伝えるのが良いでしょう。NG例としては、希望する内容を箇条書きで、しかし優先順位が全く分からない状態で並べることです。これは、企業側にとってどの希望が最も重要なのか判断に迷うことになり、対応しきれないと判断される可能性もあります。
- 5
給与・待遇に関する希望の書き方
給与や待遇に関する希望は、非常にデリケートな項目です。基本的には「貴社規定に従います」とするのが望ましいですが、もし具体的な希望がある場合は慎重に記載しなければなりません。例としては、「前職での経験を考慮いただき、貴社規定に基づきご検討いただければ幸いです。」のように、具体的な金額を提示するのではなく、企業側での検討を促す形が良いでしょう。また、もし希望額を記載する場合は、「経験・スキルを考慮いただき、年収〇〇万円以上を希望いたします。」のように、自分のスキルや経験に基づいていることを明確にし、かつ柔軟な姿勢を示すことが重要です。NG例としては、「年収〇〇万円以下は考えられません」といった強気な表現や、市場価値とかけ離れた金額を提示することです。これは、応募者の常識を疑われ、採用担当者に悪い印象を与えます。
- 6
職種・業務内容に関する希望
特定の職種や業務内容への強い希望がある場合は、その理由と入社後の貢献意欲を合わせて伝えることが効果的です。例えば、「これまでの〇〇経験を活かし、貴社の〇〇部門で即戦力として貢献したいと考えております。」のように、単に希望するだけでなく、なぜその職種を希望するのか、そして入社後にどのような貢献ができるのかを明確に示しましょう。企業側は、応募者が自社で活躍してくれるイメージを持ちやすくなります。NG例としては、「営業職以外はやりたくない」のような排他的な表現です。これは、企業が複数のポジションで人材を募集している場合、柔軟性に欠ける人材と見なされる可能性があります。あくまで企業側のニーズと自身の希望が合致する点を探る姿勢が大切です。
- 7
記載しない方が良いこと・NGパターン
本人希望欄には、記載しない方が良いことやNGパターンが存在します。一つは、給与や待遇に関する具体的な金額を一方的に要求すること。例:「最低年収は〇〇万円です」。これは企業の採用基準や予算を無視した身勝手な振る舞いに映ります。二つ目は、業務内容や勤務地における極端な限定。例:「〇〇駅以外の勤務は不可」「〇〇の業務以外は行いません」。これは協調性や柔軟性の欠如とみなされます。三つ目は、企業への質問や条件交渉を開始すること。例:「研修制度について詳しく教えてください」。これは面接で確認すべき事項であり、本人希望欄の趣旨とは異なります。最後に、ネガティブな理由や前職への不満を記載することもNGです。例:「前職は残業が多く退職したため、残業のない職場を希望します」。これらの内容は、採用担当者にマイナスな印象を与え、選考に悪影響を及ぼす可能性が高いので避けましょう。
ポイント・注意点
- 希望を伝える際は、応募企業への貢献意欲とセットで伝える。
- 基本は「貴社規定に従います」で問題なし。
- 譲れない希望は簡潔に、かつ理由を添えて説明する。
- 給与の希望は「貴社規定に基づき検討を」など、柔軟な姿勢を示す。
- 複数の希望がある場合は、優先順位をつけて明確に記載する。
- 転居を伴う転勤の可否は、企業が重視する情報の一つ。
- 職種の希望は、自身の経験やスキルとの関連性を示す。
- 企業への質問は面接時に行い、希望欄では避ける。
- ネガティブな表現や前職への不満は絶対に書かない。
- 記載内容が企業の募集要項と大幅に異なる場合は、応募自体を再検討する。
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